片頭痛の認識でよくある間違い

片頭痛の認識でよくある間違い

日本には約840万人の片頭痛患者さんがいると考えられていますが、このうち約8割を女性が占めています。

片頭痛というのを頭の右か左、あるいは方側だけが痛むものだと思っている人はけっこういるようです。
「頭全体が痛むから片頭痛とは思っていませんでした」という人は少なくありません。

片頭痛の「へん」の字には「片」があてられているため、片側だけが痛むと勘違いされる方が多いのですが、実際には頭の片側、もしくは両側が脈打つようにズキン、ズキンと痛む発作性の頭痛です。統計では両側が痛む人は片頭痛の4割になります。また、片頭痛は血管の収縮・拡張が関与していることから、「ズキズキ」とする頭痛だと思われてきましたが、ズキズキしない場合も約5割あることがわかっています。

専門家の間では、「ズキズキ」や「片側だけ」ということにとらわれていると、片頭痛を見逃してしまう、といわれています。また、片頭痛の前触れとして肩こりが起こる人は75%もおり、ストレスと関係も深いことが明らかです。

要するに、ときどき生活に支障がある、つらい頭痛がある場合は片頭痛の可能性があると考えた方がいいでしょう。

頭痛外来や整骨院や鍼灸へ通われても改善しないという方はお気軽にご連絡ください

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